実は子役から!池松壮亮にとっての「ラストサムライ」とは

TBSとWOWOWの共同制作によるドラマシリーズ「MOZU」で、一卵性双生児の兄弟、新谷和彦と宏美を見事に演じ分けた俳優の池松壮亮さん。

15年の俳優人生で数多くの作品に出演されてきたが、「MOZU」に出演して以降、“『MOZU』の池松”と呼ばれ文字通り代表作となった池松壮亮さん。

実は子役から作品に出演されていました。
この記事では池松壮亮の年齢を追って活動をまとめていきます。

池松壮亮のデビューのきっかけ

現在ミュージカル女優として活躍されている池松日佳瑠さんを姉にもつ池松壮亮さん。

そんな池松壮亮さんは劇団四季のミュージカル「ライオン・キング」の子役オーディションを受けたことがきっかけで子役としてデビューされています。

このオーディションで池松壮亮さんはヤングシンバ役に選ばれました。

人前に出るのは苦手だったと話す池松壮亮さん。
ではなぜオーディションを受けたのか気になりますよね。

なんでも、池松壮亮さんのご両親はいろいろなことを経験させたいという人たちだったのだとか。

当時ライオンキングのオーディションが男の子と女の子の役があったそうで、お姉さん(池松日佳瑠さん)が「受ける」と言ったことで、「どうせならあんたも行ってきなさい」と言われたそうです。

最初は「絶対に嫌だ!」と断ったそうですが、野球カードを買ってあげるからといわれて了承したとのこと。

野球カード欲しさにオーディションを受けちゃう感じが子供らしくて可愛らしいですね。

池松壮亮の初舞台後の心境

オーディションを合格してから、その後は2年間劇団四季に在籍した池松壮亮さんですが、初めて舞台に立った日のことを以下のように語っています。

「初めて親が人前で泣いてる姿を見まして。

なんかそれがずっと残像のように残ったんですよね、子供の頃。

こんなに近しい人、親ですけど、こんなに感動するんだと思って。
やっぱそこでスイッチが入ったような感じはありますね」

徹子の部屋より引用

きっと恥ずかしがりやの息子がステージに上り活躍する姿を見て感動したのでしょう。

親を泣かせるほど感動させることなんて人生でも稀有なことですから、俳優として頑張ってみようと思えたのでしょうね。

池松壮亮と映画「ラストサムライ」

そんな池松壮亮のスクリーンデビューは
2003年の映画「ラストサムライ」の飛源役になります。

「ラストサムライ」のオーディションでの池松壮亮さんのエピソードもビックリなので載せておきます!

「ラストサムライ」もオーディションがあったとし、「3、4段階あって、最終的には野球の試合の日にバッティングしてしまい、嫌々言いながら」会場となった東京のホテルの一室で監督と対面。

「きょうは(野球の)試合だったんだって」と振られると、「そうです。本当は来たくなかったんだ」などと答えたという。

さらに「君は何になりたいの」と聞かれると、「イチローになりたいんだ」と話したとした。

スポニチより引用

野球の試合に出られなくてふて腐れていた子が合格するってなんだか不思議ですね。
役柄にあっていたのか、光るものがあったことは事実なのでしょう。

またこの時の撮影で世界のトム・クルーズとエドワード・ズウィック監督らと出会うことになります。

周りは大人たちや海外の俳優さんたちの中での撮影は心細かったでしょう。
それでも「ラストサムライ」の出演経験は池松壮亮さんの人生も変えるきっかけになったと言います。

「あのころは俳優になると思っていませんでしたし、おふたりに出会っていなかったら東京にも出てきていなかった。

おふたりに出会えたことで人生が変わりましたし、ずっと指標というか、おふたりのおかげでまだまだやれそうだと思いました」

映画.comより引用

今では数多くの作品に出演している実力派になった池松壮亮さんの子役時代のエピソードをいくつか書いてきました。

正直、イヤイヤ始めたのがきっかけだったとは思いませんでした。

時々映画の会見で拝見したことがありましたが、ミステリアスな雰囲気が魅力的でだなと思っていました。

しかし今でも人前に出るのは苦手と知り、緊張なども含めての雰囲気だったのかなと思うと親近感が湧きました。

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